「会計はビジネス共通の言語」、営業に向けた講座がはじまった
2026年4月3日の朝、営業メンバーに向けた会計の基礎講座が社内ではじまりました。「熱血会計ガチンコ講座」と題した第1回で、講師はPINALAKIです。
ビジネス共通の言語
PINALAKI
会計は意外と難しくない
冒頭でPINALAKIは、この講座のねらいを「会計は意外とそんなに難しくない、と分かってもらうこと」だと話しました。参加者に会計を学んだ経験があるか尋ねると、ほとんどが未経験。そこから、売上・経費・営業利益といった営業の現場でよく出てくる言葉を、一つずつ確かめていきました。
PINALAKIは会計を「会社の健康状態を数字で表すもの」と定義し、「ビジネス共通の言語」だと位置づけます。英語と同じで、分かるようになると経営者と同じ視線で話せるようになる、という説明でした。
| BS(貸借対照表) | PL(損益計算書) | |
|---|---|---|
| 示すもの | 会社のいまの健康状態 | 1年間の成績表 |
| 中身 | 資産・負債・純資産の三つ | 売上から原価、販管費を引いて縦に読む |
財務諸表の読み方
財務諸表の話では、BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)の違いが整理されました。BSは会社のいまの健康状態を示す積み上げの指標、PLは1年間の成績表。PLで出た利益がBSに積み上がっていく、という関係も押さえました。
BSの中身は資産・負債・純資産の三つ。PINALAKIはこれを「資産は権利、負債は義務」と言い換え、車の所有や銀行からの借入を例に説明しました。純資産は、権利から義務を差し引いて残る「本当に使えるお金」です。
PLは縦に読みます。売上から原価を引いて売上総利益(粗利)、そこから販管費を引いて営業利益。原価は「直接的に売上に関わる費用」、販管費は「直接には関係しないが営業活動に必要な費用」として区別されました。コーヒーショップを例にすると、売上1000万円、コーヒー豆が原価で500万円、人件費などの販管費が200万円、残る営業利益は300万円。参加者と一緒に計算しながら確かめました。
営業でどう役立つのか
途中、VERMOUTHから「BSとPLは営業でどう役立つのか」という質問が出ます。PINALAKIの答えは、取引先の財務状態を事前に読んでおけば打ち手が変わる、というものでした。たとえば現金を1000万円持っていても負債が1100万円あれば、純資産はマイナス。その会社への提案は難しいと、訪問する前に見当がつきます。
話は組織の階層別のアプローチにも及びました。経営レイヤーには全体の予算や税金圧縮の提案、事業部長には事業部のPLを良くする提案、課長には売上を伸ばす提案。相手が見ている数字の範囲が違うので、刺さる提案も変わる、という整理です。
「Timewitchのサービスは、お客さまのPLでは原価と販管費のどちらになるのか」という質問には、「販管費の外注費」と答えました。お客さまは受け取った資料をそのまま売るのではなく、自社の商品をより効率よく売るための道具として使うからです。
最後は仕訳
最後は仕訳でした。PINALAKIは仕訳を「起こった結果と、その原因を記録するツール」と説明します。コーヒーを100円で売れば、現金が100円増えた(結果)と、売上が100円立った(原因)を左右に書き分ける。借方と貸方は「マリオのジャンプのようなルール」として、まず覚えてしまうものだと話しました。
講座は不定期で続きます。PINALAKIは「営業×会計」で自分の立ち位置をつくり、数字も分かる営業でありたい、と目標も共有しました。言語が共通になれば、商談の景色は変わります。
